星の王子様♔

嵐からセクゾに落とした中島健人くん♡一瞬一瞬を大切に。

嵐ヲタ11年やっていた私が担降りした話③~なぜ落ち着いてしまったのか真面目に考える~

 前回の記事で常に100%の熱だった嵐に対する思いがLOVEコンを境に落ち着いてきたとお話させていただいた。

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 今回はもっと深く掘り下げ、なぜ落ち着いてしまったのかを考察する。

その理由は大きく分けて2つあるように思う。

 

1つめは、【これ以上思い残すことはない、やりきったと心から思えたから】

どんなに当たらない、人気だと言われても私にはずっと関係なかった。当たらないとしても好きなもんは好きだから。それで嫌いになれるほど軽い気持ちで応援してきたわけじゃないから。当たらないと言われてもそこまで苦しい思いもしなかった。絶対行ってやると自分にできる努力をしてきたから。だから私の場合「当たらない」という理由で落ち着いたわけではない。

じゃあ一体何なのだろうか。

前回にも述べたLOVEコン。あのコンサ-トを見て、今なら気持ちよく嵐ヲタを卒業できそう、そう感じた。爆発的な人気により、小中学生や自分の親世代、その上の世代までをも虜にしてしまった嵐。誰もが楽しめる空間というのは逆に言えば私には物足りなく感じ、見たい嵐というものがだんだん見れなくなっていた。

ファンの投票で曲目が決まると話題になったアラフェス。絶好の機会だと思った。よし、これでなかなか聴けない懐かしい曲が聴けるんだと期待した。でもそれは違う形となって表れてしまった。聴きたい曲なんて聴けなかったし、ランクインするのは投票しなくても普段から歌っている定番曲。それじゃ意味ないじゃん。「こういうの聴きたい人がこんなにいるんだよ!」って思いを伝えられる機会だと思ったのに。

それで本人達も「おー懐かしいねえ」なんてそう笑い合ってたらいいななんて期待しすぎた私も私なのだろうか。自分と周り(その他大勢)の意見・求めているものが違うんだと感じさせられた。というより、突きつけられたような気分だった。

売れようが売れまいが、嵐が持つ変わらぬ空気感や変わらぬ姿勢が好きだった。

だからずっとついてきたのだけれど、本人たちは変わっていないのに取り巻く環境が確実に変わっている...それが落ち着いてしまった1つにあると推測する。

そんな中、LOVEコンでは私が見たかった嵐が見れたと感じた。自分と周りとのギャップから、期待しすぎるのをやめていた私だったけれどこればかりは大興奮だった。

このアルバムの収録曲自体が最高だったのはもちろんだけれど、タイトル通り愛のあふれる空間だった。後ろで流れるスト-リ-性のある映像や演出に感動したかと思えば、ふざけたくだらない演出だったり、かっこいい、おふざけ、感動、壮大な演出に嵐の魅力を存分に感じた。嵐がすごくキラキラして私の目に映ったのは久々だった。何回でも入りたいと思った。回数を重ねても興奮とワクワクが止まらなくてこんな思いは久々だった。友達と今でもLOVEの話になるときは、「あれは本当に忘れられない。見たかった嵐が見れたよね」なんて語りだすくらい。

ここへ来て今までで1番好きかもと思えるコンサ-トが来るなんて思いもしなかった。

この最高に幸せな気持ちのまま落ち着くのがいいのかもしれない、そう思った。

どこかでもう気持ち的についていけない、潮時なんだろうなとわかってはいたもののそう決断する機会がなかった。勇気がなかった。でもきっと今このタイミングなんだろうなあと感じさせられた。

ひたすら嵐だけを見て動き続けてきたから、嵐ヲタをやめても後悔することは全くないしもうやりきったと言える状態だった。だから嵐に100%という第一線でのヲタクはやめて一歩引いて応援していこう、そう初めて思えたきっかけがLOVEだった。

 

2つめは、【新たに応援したいと思う人が現れたから】

1は自分でも納得できる理由だったのだが、新たに応援したいと思う人が現れる...そんなことが起こるだなんて私が一番思ってもみなかった。

1でも述べたように、周りとのズレを感じて落ち着くというのは実は自分でも薄々と自覚があった。春から社会人になって、精神的に嵐を追うというのがものすごく体力がいることだと思うようになり、ああ私はこのままとうとう落ち着いて嵐ヲタを卒業し、ジャニヲタ卒業をするのだと思った。ところがまさかの展開を迎えた。

嵐が落ち着いてきた私は初めて他のジャニ-ズにも目を向けるようになった。

嵐しか目になかった私だったがこんな色んなグル-プがいるのだねえと改めてジャニ-ズ事務所の偉大さを知る。そして少々キスマイにハマりかけたと思いきや、気づけば中島健人の虜になっていた。私は昔から2ついっぺんに物事を進めるのが苦手である。1つのことにしか没頭できないタイプであり、ズレを感じ落ち着き始めた時に中島健人という人を知ることになった。この件はまた次回挙げることにする。

 

嵐への思いの記事はもう書くことはないと思うから、最後にまとめたい。

嵐を、なかでも櫻井翔くんを気づけば11年も応援していた。人生に換算して約半分。

すごくあっという間だったしここまで応援することになるとは1%も思ってもみなかった。私の青春は確実に嵐であった。

思い返せば感謝しか浮かばない。たくさん現場に行って応援できたこと、たくさんの幸せや感動や勇気や頑張る力をもらえたこと。櫻井担であったので彼からは本当にたくさんの刺激をいただいた。彼を通して興味を持ったこともあったし、生き方や考え方には本当に感銘することばかりだった。これから先も特別な人には変わりないし、こういうかっこいい大人になりたいという憧れの存在でありつづけると思う。アイドルがたくさんいるなかで嵐のファン彼のファンになれたこと、本当に幸せだったなと思ってます。嵐を通してかけがえない仲間もできて、学生友達以外に趣味で出会った仲間がいるというのは本当に人生を豊かにしてくれる最高のプレゼントだったと思う。熱が落ち着いた今でも嵐の姿を見ると、やっぱり素敵な5人だな~と実感させられる。10年以上も本気だったものを嫌いになることはやっぱりないし、完全にヲタ卒かと言われればまだきっぱり決断できていないところはある。当たればコンサ-トにも行ってしまうと思う。でも、自分の中の嵐を占める割合というのは確実に減っているし、お金を使って応援するというより、見守っていきたい感覚になったのは事実。嵐にはまだまだついていってくれるたくさんのファンがいると思うし、アイドルの頂上に立っている5人が、30歳前半の5人が描くこれからのビジョンや夢は何なのだろうという興味はもちろんあるが、その夢についていくというより今後は見守っていきたい。

たくさんの素晴らしい景色を見させてくれてありがとう。

これからは今とは応援するスタイルは違うけれどそれでもずっと大好きな5人だと思います。これからもたくさんの人に愛されるグル-プであり続けてください。

11年間、たくさんの思い出をありがとう。